リスクベース設備管理第180委員会

概要

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委員長から

酒井 潤一

早稲田大学 基幹理工学部 機械科学・航空学科 教授
腐食防食協会

趣旨・目的

 日本における産業界の発展は、1960年から1970年前半に多くの産業基盤が主に大都市近郊の海岸沿いに建設されたことに基づいている。これら産業基盤は、近年の産業競争力強化や環境問題といった状況から、適切なメンテナンスを行ないつつ、安全に運転して生産性を上げることが要求されている。しかしながら、日本のメンテナンスでは、要員の削減および2007年問題、近年の産業現場におけるトラブルの頻発が指摘されている。この種の課題の解決のひとつとして、米国で試行されつつあるRBI/RBM(リスクベースドインスペクション/メンテナンス)が挙げられ、安全・安心の社会構築にはこのRBI/RBM の定着普及が今後の課題であると考える。  ここでは、リスク的設備管理が日本に定着すると同時に、事故の低減に寄与する「リスクベースメンテナンスシステムの開発」が期待されている。これは、日本単独のシステムということではなく、先行する欧米の仕組みを活用しつつ、日本の現状に沿ったシステムの開発を目指すものである。

研究テーマ

 日本の現状に即した産業基盤へのRBI/RBM システムの開発に必要な以下の課題をテーマとする。
 (1) 技術課題およびそれを取り巻く社会環境問題の抽出
 (2) 取り巻く社会環境(規制、制約、法規、責任)への改善提案
 (3) 新技術の提案

  • センシング技術:個々の損傷に特有な事象の検出技術の探索と実機試行の提案

  • モニタリング技術:その場観察、時間変化の観察が可能な技術の探索と実機での試行および適用

 (4) 産業界の協力の基での、実際の基盤における実験・データの採取
 (5) 日本型リスクベースの基盤研究

    発生確率など、各種損傷要因での日本の実情を考慮した解析をおこなうことによるデータベースの作成にて、日本の産業界に根ざしたデータでのリクスの指標を提案する

 (6) 産業基盤の安全・安心確保のためのプラットホーム構築

    産業基盤の健全性確保のための仕組み(リスクベースによる事象検出精度、事故情報共有化に係る情報管理システムなど、総合的な基盤健全性確保のプラットホームのモデル)を提案する

 本委員会では、現在7つの分科会「テクニカルモジュール分科会」、「被害影響度分科会」、「センシング・モニタリング分科会」、「導入効果検討分科会」、「用語定義分科会」、「実用化分科会」、「テキスト編集分科会」の連携により、上記のテーマの達成を図り、日本の産業界に安全・安心を供するメンテナス技術の確立とその横断的な共有による、産業事故低減に寄与するとともに、技術の伝承に関する問題の解決の方策を提案する。

沿革・経緯

第2期・運営委員

委員長

    酒井 潤一(早稲田大学)

副委員長

    渡辺 豊(東北大学)
    宮澤 正純(三菱化学梶j
    山本 正弘((独)日本原子力研究開発機構)

顧問

    山本 勝美(早稲田大学)
    石丸 裕(住友ケミカルエンジニアリング梶j

運営幹事

    久保内昌敏(東京工業大学)
    柴崎 敏和(千代田アドバンスト・ソリューションズ梶j

庶務幹事

    岩崎 篤(群馬大学)
    高木 吉廣(コスモ石油)

運営委員

    井上 博之(大阪府立大学)
    木原 重光(潟xストマテリア)
    倉敷 哲生(大阪大学)
    中原 正大(旭化成ケミカルズ梶j
    福田 隆文(長岡技術科学大学)
    半田 隆夫(東日本電信電話)

第一期運営委員はこちら

構成

設置:第1期:平成19年04月01日から平成24年03月31日(5年間)
   第2期:平成24年04月01日から平成29年03月31日(5年間)
構成(平成24年4月現在)

分科会 役員

SC2 被害・影響度分科会

    主査:倉敷 哲生
    副主査:石丸、柴崎

SC4 導入効果検討分科会

    主査:山本 正弘
    副主査:宮澤

SC5 用語定義分科会

    主査:福田 隆文
    副主査:柴崎

SC6 実用化分科会

    主査:福田 隆文
    副主査:木原

SC7 テキスト編集分科会

    主査:久保内 昌敏

SC8 損傷可能性評価分科会

    主査:中村 正大
    副主査:井上、渡辺

組織図(PowerPoint)
組織図(PDF)

規約

運営内規(準備中)

  • 「リスクベース設備管理第180委員会」運営内規 (2009年9月2日改定)

書式のダウンロード

  • 入退会

  • 予算申請関係

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